スノーボードを少し斜め上の視点から読み解こう

都会で働く人間が都会を捨てて山に篭もる。そして半年経過、自分の価値観が変化する。

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都会へ憧れて渋谷で働く

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僕は、千葉の実家を出て渋谷でベンチャー企業の営業マンとして働いた。
毎日家に着くのは早くて22時頃。仕事の日は風呂に入って寝るだけの生活だ。

それでも休みはしっかりと取れる職場だったので、遊ぶことも多かった。
夏はサーフィン、冬はスノーボード。
シーズン中は仕事を急ピッチで終わらせ、
会社の仲間と夜行バスに乗ってゲレンデで滑ったりもした。

他にも、モノや体験はすぐ手に入る環境なので、
欲しい物を買ったり美味しいごはんやお酒を飲んだりして満足していた。

しかしある日「人生一度きり。本当にこの生活でいいのか?」
という疑問を抱き、その想いが日々増していた。

そして決断する。

都会を捨てて村へ

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気づいたら僕は村に篭っていた。

理由は単純で、自分のやりたいこと(仕事×遊び)をするためだ。

僕は長野県小谷村の“THE DAY”というロッジに住み込みで働かせてもらう事になった。

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THE DAYでの生活は渋谷時代とは全く違った。
仕事をこなし、空いた時間で滑りにいったり、個人の仕事をする生活。
天気や積雪のコンディションを見て、
すぐに滑れる環境は本当に贅沢で最高な体験だった。

夜は仲間と毎晩のように美味しいご飯とお酒を囲んで
スノーボードの話題で盛り上がる。
毎日、刺激的で楽しい日々だ。

そんな中、ビックリしたのは想像以上の雪の量。
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一晩で60cm程の雪が降り、玄関のドアが開かなくなり不安な経験をした。
車で20分圏内に6箇所もゲレンデがあるのも納得だ。

それでも積雪量は過去何十年に一度レベルで少ないシーズンという事実に更に驚いた。

普段の生活や環境も大きく変化した。

・夜は20時には完全消灯のため、遅くても21時に寝るスタイル
・飲み歩くことがない。それどころか最寄りのコンビニですら車で10分程掛かる
・家庭のごみも収集車が来ないので自分達で清掃センターまで運んで捨てる
・虫がとにかく多い。特にカメムシのデカさ・多さには本当に参った
・東京へ帰る度に人やビルの多さに驚く  等など

180度ガラッと変わったエッジの効いたライフスタイル。
都会に憧れ、ひとり暮らしをしていた僕にとっては
そのエッジが、逆に心地良いものだった。

このような生活を送っていると少しずつ考え方が変化した。

目次

山に篭って自分の生活に対する価値観に変化があった

生きるということに対しての当事者意識が強くなる。

車や除雪機も生きるために必要である。
当然雪で孤立してしまい生きることが困難になる。
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そうした環境のせいか、集落の方の暖かさや助け合いの精神を、身をもって感じる瞬間がいくつもあった。
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都会のひとり暮らしで、住んでいるマンションやアパートの住人や近所の方との
“つながり”や“助け合う”という体験はそう簡単には出来ないだろう。

最後に僕が伝えたいこと

都会と比べ物にならないくらい静かで空気が澄んだある日。
聞こえてくる音は鳥の鳴き声とゆっくりと風に揺らされた木々の音だけだ。

“こんな日は外でお昼にしよう”

THE DAY社長のおとしが言った。

ピーカンに晴れた昼休み。
昼食を外で食べる時、ふと思う。

THE DAYの自然環境の元での生活こそが、
人間のあるべき自然体の姿でいられるのかもしれない。

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僕のカントリーライフは続く…

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この記事を書いた人

スノーボードとファッションをこよなく愛し、渋谷を捨て小谷村へ移住してきたスノーボーダー。都会とのギャップを肌で感じながら、最高のカントリーライフを送ってます。

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