スノーボードを少し斜め上の視点から読み解こう

【これから留学しようとするスノーボーダーへ。】 なぜ僕がカナダではなくニュージーランドへ留学を決めたのか。

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僕は学生の頃、ニュージーランドへ留学をしていた。
コアなスノーボーダーであった自分は、スノーボードができる留学先を探しており、最終的にニュージーランドへの留学を決めた。

なぜニュージーランドなのか! 
今回はこれから留学やワーキングホリデーを考えている人に、当時僕が思ったことと、実際の感想を参考として紹介したいと思う。

ちなみに僕は、ニュージーランドへはかなりの回数を渡航しているが、カナダにも1ヶ月以上の滞在経験があるので、その点も含めて比較してみたいと思う。

ちなみに、ニュージーランドで購入した車の情報は下記エントリーを参照
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シーズンインするタイミングの違い
日本でスノーシーズン終了したら、ニュージーランドではシーズンイン!

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カナダの場合、日本と同じ北半球にあるので、シーズンインは12月からとなる。4月くらいまでは滑ることができるので、日本のシーズンとかなり近いというのが特徴だ。

逆にニュージーランドは、南半球にあるので日本とまるで逆。6月からシーズンインして9月くらいまで滑ることが可能だ。(滑れる期間はカナダのほうが長い)

留学する人の多くは、4月の学期の移り変わりのタイミング、または夏休みの長期休暇中という人が多いというのが現実だ。
そういう、僕も留学は4月からだった。

そして、スノーボーダーの僕はそこでふと思った。

【カナダ】
4月に留学しても、滑れるのは12月、つまり8ヶ月後!待てなーい!!!

【ニュージーランド】
4月に留学して、英語環境に慣れたら、すぐに冬到来!サイコー!!!

物価の問題

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ニュージーランドとカナダでは、日常的な物価はかなり同じに近いと言っても過言ではありませんが、学校と住居にかかる部分はややニュージーランドのほうが安いという印象。

カナダはバンクーバー、ニュージーランドはクライストチャーチに長期間住んでいましたが、比較すると月額で2-3万円くらいは差がでるかと思う。
1年の留学の場合、30万円以上は変わってくるかと思う。

またカナダの場合、遊べるところが圧倒的にニュージーランドより多いので、交際費はプラスでかかる。これは間違いない!
ニュージーランドは、良くも悪くも田舎なので、遊べるところがかなり限定される。(というかほとんどない。。)

ちなみに語学学校は、ピンきりなのですが、週にかかる授業料で比較すると、

カナダのウィスラーにあるAdvantage E/Jというスクールであれば、

430カナダドル/week Full Time (20 hrs/week)
約35,000円/週

ニュージーランドのクイーンズタウンのLSNZ (Language Schools New Zealand)であれば、

395ニュージーランドドル/week Full Time (25 hrs/week)
約 30,000円/週

どちらも3ヶ月以内でディスカウント価格で比較すると、現時点でのレートで比較すると週で5,000円、月にすると20,000円の差がでることとなる。
しかもニュージーランドの場合は週25時間の学習となるため、カナダより月に換算すると20時間以上(3日分相当)学習時間が長いということになる。

つまり1年滞在すると語学学校の費用を含めて、50万円以上の差がでる。
そう、シーズン券を買ってもおつりがきます。

ちなみにニュージーランドで雪山へのベースとなるクイーンズタウンという街は下記です。非常にこじんまりした、リゾート地となります。
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ニュージーランドのパークはレベルが高い!

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(写真はパーク内ではありませんが。。)

7月や8月でスキー場がオープンしているのは南米かニュージーランドくらいです。
つまり世界中のトッププロ達が一同に集まる場所、それがニュージーランドです。

パークも充実しており、トリブルコーンをはじめビッグマウンテンも多いです。

メインの街となるクイーンズタウンの紹介動画はこちら

以上がニュージーランドへ決めた理由です。

と、ここまではニュージーランドをベタ褒めですが、、

カナダの良いところ

目次

1.圧倒的な利便性

ニュージーランドは、「スキーインアウト」できる街や宿が基本的にないです。
逆にカナダのウィスラーなどは、「ウィスラービレッジ」と呼ばれる街のど真ん中にゴンドラ乗り場があります。

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そしてウィスラーの街はゴンドラ乗り場を中心に広がっており、ビレッジ内は全てが揃っており完結します。例えば、先ほど比較の際にでた「Advantage E/J」というスクールも、もちろんビレッジ内にあり、ゴンドラも徒歩圏内にあります。

ニュージーランドの場合は、スキー場と街は近いものの完全に分離しており、車のない人はバスを使ってスキー場まで行く必要があります。

これが圧倒的に不便!!!

そして、もちろんバスの費用もかかります。

2.圧倒的に都会

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ウィスラーはまさにニセコのような街ですが、カナダのバンクーバーからもアクセスが良いです。
バンクーバーからウィスラーへのバスもかなりの本数でており、2時間半から3時間でつきます。
またグレイハウンドという格安バス会社もあるため、片道30ドル程度(現時点のレートで2500円くらい)でいくことも可能です。

そのため、週末スノーボーダーに徹するのであれば、バンクーバーで留学という方法もあります。バンクーバーの場合は、語学学校は圧倒的に多く、移民を含め、日本人も多いので圧倒的に暮らし易いです。

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大勝軒もあるし、山頭火もあるし、とにかくおいしい日本料理屋も多く、遊べる所やアクティビティーも多いので圧倒的に退屈しない街に仕上がっています。
またバンクーバーも比較的コンパクトな街であるため、車で15分くらい郊外にでると自然やアクティビティーが数多くあります。
都会でありながらアウトドアには困らない環境です。

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反面、僕の留学していた、ニュージーランドの南島最大の都市「クライストチャーチ」などは、全くもってバンクーバーに及ばず。むしろ、ここ数年では、震災後に観光客が減り残念ながら廃れた街のような感もややあります。逆にお金は使わないです。

ただし、ニュージーランドと比べるとカナダはやはり学校での日本人比率は多いです。クラスも大人数の傾向があります。
僕の留学していたクラスルームは、最大でも4-5名程度でした。

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3.圧倒的なパウダースノー

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ニュージーランドは、簡単に言うと、スキー場のアイスバーン率が非常に高いです。
理由は、山に木がないため、風通しが良く、雪も乾燥して軽いため、全部飛んでいってしまうためです。強風によるクローズも多いです。そしてパウダースノーといってもせいぜい10cm程度、カナダとは比べ物になりません。(逆にパークやハーフパイプには最適ですが)
そして、岩肌が見えている箇所が多いのでソールはすぐに傷だらけとなります。

パウダーを滑り倒したい! そんな方はやはりカナダです!

あれ、なんかカナダ留学のほうが良くない?!
そう、最後に決めるのはあなた次第。

【僕の結論】
1年未満の留学であれば、ニュージーランドへ行き、日本のシーズン前に帰国せよ!

もし僕のような4月から留学のようなスノーボーダーであれば、やはり目先の利益(滑れる)を優先してニュージーランドへ行くことをすすめます。
物価という問題もありますが、やはりニュージーランドのほうがこじんまりしており、どの学校もアットホームです。また世界中からコアなスノーボーダーも集まります。

そして、まるまる1年の留学であり、金銭的にも問題なければ、トータルで滑れる期間も長い、カナダが良いのかなと思います。カナダであればオフシーズンも退屈することもないかと思います。

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この記事を書いた人

生粋のスノーボーダー。
よくお勧めのブランドは?と聞かれるが、ボードはやはりB-POP、ウェアはジーンズメイト、ブーツはNAKED派。来季はMASSOへ乗り換え検討中。
世界各地をバックパッカー、NZ留学、ヨーロッパ自転車横断を経て東京理科大卒業後、金融業界でサンデーボーダーに転身、その後世界一周を経てスノーボード買取専門店のスノーボード買取モンスター(モンスタークリフ株式会社)を創業。

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