スノーボーダー流、キャンピングカーの選び方。23歳に購入、キャンピングカー歴8年間の僕が解説します。

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一般的な車を乗っている人からするとキャンピングカーという乗り物はあまり馴染みがないかも知れませんが、昨今シニア層、そして最近では若者にもキャンピングカーが盛り上がりをみせています。

特にここ数年では、軽タイプの安価なキャンピングカーも多くなってきており、キャンピングカーの購入は昔のように高級嗜好ではなく、結構気軽に購入できる時代となってきました。

スノーボーダーであれば、最近スキー場の駐車場でキャンピングカーを目撃することも多々あるかと思います。
ここ白馬でも、夜に道の駅に行けば、必ずキャンピングカーが停泊しています。

僕は23歳に頃にキャンピングカーを買って、最終的に売却しましたが「8年間」乗ってきました。
僕の車遍歴は下記を参考。

【前編】スノーボーダーの僕と愛車の物語。スノーボーダーな僕が選んだ4WD車。軽自動車からキャンピングカーまで乗り継ぎ、そして現在の愛車は・・・

2016.07.01

【後編】スノーボーダーの僕と愛車の物語。スノーボーダーな僕が選んだ4WD車。軽自動車からキャンピングカーまで乗り継ぎ、そして現在の愛車は・・・

2016.07.01

そんな僕が今回スノーボーダーに最適なキャンピングカーの特徴を独断と偏見で紹介したいと思います。


キャンピングカーを選ぶ前の基礎知識


そもそもですが、キャンピングカーというものは、ディーラーなどがキャンピングカーとして売っているものではありません。
キャンピングカーを製造するには、「ビルダー」と呼ばれる会社があり、ビルダーは、TOYOTAや日産などの車両を使って、いわば改造する形でキャンピングカーを作り上げていきます。

つまり、ベースとなる車両は、トラックであったり、ハイエースであったり、ごく普通に走っている車です。
そのため、キャンピングカーもベース車両によって、価格も大きく異なってきます。


僕の乗っていたキャンピングカー

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アクセス社のハンターGTというキャンピングカーです。
ベースは日産のダットサンという車になります。アクセス社というビルダーが日産のダットサンをベースに作ったキャンピングカーということになります。

特徴としては、4WD車のため雪道にも強く、前席は5人乗りのため普通の車感覚でドライブができる点です。
またエンジンが前面になるため、走行中の安定感があります。また壊れてもボンネットを開ければエンジンなので、ディーラー等で簡単に修理が可能です。

また内装はウッドになっているため経年劣化が非常に目立ちづらいです。

キャンピングカーの種類まとめ

キャンピングカーの販売として大手の東和モータースさんの車を例にすると下記になります。

05 参考: キャンピングカー総合ディーラーの東和モータース販売


大きく上記のように分類がなされています。
またサイズによりAクラスなどのクラス分けがありますが、大きく上記種類となります。

その中でも、スノーボーダーに最適なバンコンキャブコンタイプを紹介したいと思います。


街乗りもできる!キャンピングカー初級者には、やはりハイエースタイプ(バンコン)が絶対オススメ

06 参考:ホワイトハウスキャンパー


キャンピングカーの中で、一番居住性と実用性のバランスが取れたタイプになります。いわゆるバンコンタイプと呼ばれるキャンピングカーです。
上記のホワイトハウスキャンパーさんのキャンピングカーなどは非常にかっこいいですね。

外装は、他のキャンピングカーのような架装がなされていないので、そのままハイエースとなります。

つまり、ハイエースに「寝る・過ごす」という機能を詰め込むことになりますので空間的余裕があまりないというのがデメリットとなります。

ただ、ハイルーフタイプであれば天井も高いので、大人2人であれば問題ないかと思います。大人3人以上だと窮屈感があります。

逆にいうと、見た目はハイエースなので、街乗りでも使えるという実用性もあり、ハイエースはなかなか壊れませんので維持や管理も非常に楽です。運転も非常にしやすいです。

スノーボーダーにハイエースが最適な理由。ハイエースがついに30万キロ突破!これまでの修理箇所と金額を公開。そして30万キロハイエースについた驚きの査定金額とは!

2016.05.29

もちろんベース車両はハイエースだけではなく、日産のバンなどもあります。またベース車両を4WDにすれば雪道も問題なく走行可能です。
ハイエースの内装を改造するだけとなりますので、費用も他のキャンピングカーより安い場合が多いので、コストを重視する方にも最適です。

スノーボーダーであれば、朝から晩まで滑り、夜の寝泊まりにだけ使うという場合であれば最も最適なタイプかと思います。

ちなみにFFヒーター付きのものであれば真冬でも車内はかなり暖かいです。



長期滞在で雪山に篭もるぞ!という方はキャブコンタイプ

07 参考:東和モータース販売ヴォーンR2B


いわゆる、THEキャンピングカーというタイプです。

小型トラックをベースに専用のボディーを架装したタイプの車となります。
ベースになるのがキャブオーバーといわれるエンジンが運転席の下にあってボンネットがないタイプのため、略してキャブコンと呼ばれています。
エンジンの上に座席があるので乗り心地は良くないです。

トラックの後ろ側を専用のボディーで架装していますので、居住空間も高く、運転席の上部にバンクヘッドと呼ばれる、出っ張りがあるので特徴で、一般的に常設のベッドルームとなっています。その分、居住部分に別途スペースも必要なく、広く使えるのが特徴です。

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広さもあり、別途も常設のため長期で旅行に出ていても疲れないというのがメリットです。

ちなみに、僕はニュージーランドでスノーボードをしていた際は、キャブコンタイプのキャンピングカーで1ヶ月間生活をしました。ベース車はベンツです。3人で生活をしていましたがかなり快適でした。

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ちなみに発電機搭載の車種あれば電気の心配も不要です。
代表的な発電機はHONDAのEUシリーズです。発電機にコンセントもついているのでこれがあると、キャンピングカー限らず電気にこまることはありません。(ガソリンで動きます。)

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また発電機がなくとも、キャブコンタイプはほとんどに外部電源と接続できるようになっていますので、オートキャンプ場であればバッテリーを気にせずに電気を使うことが可能です。
また最近では家庭用エアコンをそのまま取り付けているキャンピングカーも多く、夏場でも快適です。

ちなみに僕のキャンピングカーには、電子レンジや冷蔵庫もついておりました。電子レンジは電力が大きいので発電機が稼働させるか外部電源と車を接続していないと動きません。

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反面、デメリットとしては下記です。
  • ベース車両がトラックのため乗り心地は悪い。(運転席も無機質でほぼトラック仕様)
  • トラックの荷台上にキャンピングシェルを載せているので横風の影響が多く走行中左右にふられる事が多い
  • 重さがあるため、リアタイヤがシングルタイプのものは、バースト率(タイヤ破裂)が結構高い(そのためダブルタイヤタイプがベスト)
  • キャンピング部分は、専用ボディーのため値段が高い傾向


キャブコンとバンコンのいいとこ取りしたピックアップタイプ

10 参照 ウィキペディア 

キャンピングカーの中でも名車と言われる「いすゞ ロデオ」が代表的なキャンピングカーです。
僕が乗っていた車もこのタイプに該当します。

メリットとしては前述の通り、エンジン前があるため管理が楽で、走行性能も高いです。
またハイエースベースのバンコンにない、「バンクヘッド」があるため、居住空間も確保できるというメリットがあります。


最近では作っているビルダーもほとんどなく、僕の知る限り、KATO MOTORさんが「フォーシーズンスポーツ」を出しているのみかと思われます。僕もキャンピングカーを買う時は、フォーシーズンスポーツとかなり迷いました。

11 参考:KATO MOTOR フォーシーズンスポーツ


また、他にはキャンピング部分のみ取り外しができるタイプを発売しているビルダーもあります。取り外しができるというのがかなりメリットとなりますが、実際キャンピングカーとして使用すると、運転席部分と居住部分がつながっていないのでかなり不便です。
また電気系統も走行しながら充電できない等の問題もありあまりオススメはできません。



スノーボーダーがキャンピングカーを購入する際の注意事項


もちろん予算が前提となりますが、最低限の機能として下記があると便利です。

FFヒーター

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通常の車の暖房より数倍暖かいのがFFヒーターです。どんなに雪が降って寒い状況でも、車内は汗をかくほど暖かくなります。

エンジンを切っている状態での使用が可能で、燃料は車の燃料を使用します。8時間使用しても燃料消費量は、1リットル程度なのでかなり燃費も良いです。
通常の利用であれば一酸化炭素中毒となる可能性が極めて低いですが、雪山での使用は、排気口で雪で塞がっていないよう気をつける必要があります。

ダブルタイヤ

キャブコンタイプの場合は、ダブルタイヤがおすすめです。
そもそも国産キャンピングカーの場合、ベース車両はキャンピングカー用として作らていません。昨今バースト事例も多くなってきているようです。

特にスノーボーダーの場合、悪路を走ることが多いため、値段はやや高くなりますがダブルタイヤにしておくことをおすすめします。

できればエアコン

みなさん、夏の車内ってアツくてアツくて乗ったらすぐに冷房をガンガンにかけるかと思います。
エアコンのないキャンピングカーも同様です。
冬は不要ですが、夏場はエアコンがないと寝るのはかなりしんどいです。

最近では家庭用のエアコンをそのままキャンピング部分に取り付けるビルダーも多いです。

4WD

キャンピングカーで滑るとシャレにならないです。



最後に。キャンピングカーは最高です。
買うならぜひ若いうちに!

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キャンピングカーを8年間乗ってきた僕としては、スキー場で寝泊まりして、翌日移動せずにそのまま滑れるというのは、かなり便利で最強な環境でした。

またキャンピングカー乗りには、お互いすれ違うときに挨拶をする!という暗黙の了解があります。
ちなみにこれは世界共通です。

日本であろうとニュージーランドであろうと、キャンピングカー同士がすれ違ったら必ず皆さん手を上げて挨拶します。
これが妙に仲間意識をそそられ非常に快感です。

また、キャンピングカーは主にシニア層に人気が高い(老後に日本一周などをする人が多い)ですが、僕から言えばキャンピングカーの購入は若ければ若いほうが良いです。

いくら快適な車内と言っても、疲労は徐々に貯まります。

また、20歳と60歳では行動や遊ぶ範囲がそもそも違います。若ければ若いほど、キャンピングカーという動く家を思いっきり使い切って遊び倒すことが可能かと思います。


購入は計画的に

キャンピングカーは決して安い買い物ではありません。

仮に500万円だとすれば、一泊1万円の宿に500泊できることとなります。
1年で30泊する計算であれば、約17年間も泊まれる計算になります。

キャンピングカーを買った時は23歳でしたので、毎日が最高でしたが、歳を重ねるにつれ、キャンピングカーの連泊はやはり疲れてくるというのが現実です。ゲレンデ近くの1泊1万円の宿に泊まったほうが良いんじゃない?! という考えも浮かんできます。

貧乏人的な考えですが、どれくらいで元が取れるのか!? 現在のスノーボードライフと照らしあわせて十分考える必要があります。

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ABOUTこの記事をかいた人

モンクリさん

生粋のスノーボーダー。 よくお勧めのブランドは?と聞かれるが、ボードはやはりB-POP、ウェアはジーンズメイト、ブーツはNAKED派。来季はMASSOへ乗り換え検討中。 世界各地をバックパッカー、NZ留学、ヨーロッパ自転車横断を経て東京理科大卒業後、金融業界でサンデーボーダーに転身、その後世界一周を経てスノーボード買取専門店のスノーボード買取モンスター(モンスタークリフ株式会社)を創業。