スノーボードを少し斜め上の視点から読み解こう

みんなプロテクターは付けてる? アンケート結果を発表。進化するスノーボードプロテクター。最近のプロテクター事情。

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スノーボーダーが最も恐れることが「怪我」

つい先日Twitterでもアンケートをとらせていただきました。

昨今パークでは、ヘルメットをはじめとしたプロテクターをつけいる人がほとんどかと思います。

プロテクターはあくまで事故時の程度を抑えるものです。

僕の経験上、非常に怖いことを言いますが、ヘルメットやプロテクターを装備していても、通常のフリーランやパークライドであっても大怪我をする時はあります。実際に何度も見てきました。
(スノーラボの中でも、全身プロテクターをしていたにも関わらず、レールで転倒して腎臓破裂直前までいき生死をさまよったスタッフもいます。)

ですが「致命的な怪我を避ける」という言った意味では、スノーボードにとってプロテクターは必須にしてしまって良いのではないかと思います。

ちなみに最後に記載しましたがスノーラボを運営するモンスタークリフの社名も怪我に由来しています。

皆さんのプロテクター装着率はどれくらい? Twitterアンケートを公開

上記のような結果となりました。
「全く装備していない」という人が最も少ないという結果になりました。

これは、僕の知る限り、10年前と比べたらプロテクターを装備している人がかなり多くなってきたのではないかと思います。

僕がスノーボードを始めた15年前であれば、プロテクターは別としてもヘルメットをかぶっている人は、パークでも非常に少なかったという印象です。

という僕もヘルメットはかぶっていなかったです。(ワンメイクなどの大会でも。)

ウィスラーを始めとした海外では、ヘルメット着用は義務化されつつある

ウィスラー、ブラッコムなどの一部のスキー場では、数年前より全スキーヤー、スノーボーダーに対してヘルメット着用を推奨しています。

そして、インストラクターやスキー場を滑走するスタッフはヘルメット着用が完全に義務化となりました。
(参考 : Whistler Question :Intrawest snaps on new helmet-use rules

そしてパークでのヘルメットも義務化、キッズプログラムなどに参加する子供もすべてヘルメットの装備が義務となっています。

スノーボードで最も多い怪我とは

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データは少し古いですが「国民生活センター」のデータによるとスノーボードでの事故は下記が多いようです。


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参考:
http://www.kokusen.go.jp/news/data/a_W_NEWS_077_1.html

1位は打撲などです。

2位は骨傷となっています。骨傷は骨挫傷とも呼ばれ、骨を損傷した場合の怪我を指します。(骨折などとは異なります。)そしてその次に脱臼・捻挫となっています。
また怪我の箇所は、肩や頭部、太腿(ふともも)に集中しています。

ちなみに僕の周りでは、一時的な怪我ではなく、スノーボードで尻もちをついたりして、それが日々蓄積されてヘルニアになっている人が多いです。(スノーボードとヘルニアの関係は色々と諸説あるようですが)

プロテクターは昨今大幅に進化している。最新のプロテクター事情。

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スノーボーダーの意識も変わり、プロテクター装備率も高くなっていると思われる中で、各社のプロテクターもかなり進化しています。

目次

プロテクター付きニット帽という発明品

僕はこれを見た時衝撃を覚えました。発明した人、天才と!

ファッション的にやっぱりヘルメットはかぶりたくないという方は一定数いるかと思います。スノーボード自体が自由なスポーツなのでそれはそれで当然かと思います。

ニット帽の内側はこんな感じです。
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参照 http://item.rakuten.co.jp/idt-shop/ab1mab/

そんな方にとっても、パット見はニット帽だけど内側にクッションが入っているという画期的なプロテクターです。
僕の中ではハイブリッド型ニット帽という名称をつけています。

ヘルメットのインナーなどにも使えるさらに薄型プロテクターを!

ヘルメットの下に薄めのニット帽をかぶっている人も多いですよね。
またヘルメットによっては、プロテクター部分を一部取り外したりすることができるモデルも多いですよね。
そして、それをどこかに無くしてしまう人も多いかと思います(笑)

またヘルメットもブランドやモデルによって性能もまちまちです。そんなヘルメットのプロテクト機能を強化できるアイテムです。
薄型のインナーのようなニット帽プロテクターとなっています。

全方位デフェンス!YOROIプロテクター

僕の中ではプロテクター界のフェラーリと呼んでいる、YOROIシリーズです。

スノーボーダーの中でもかなりの人気のブランドです。
そんなYOROIの中でも、一番ぶっとんでいるのがコレです。
むしろ、ウェアは着ないでこのプロテクターだけで滑ったらある意味目立ちます。

ちなみにYOROIは他にも色々な部位があります。

最後に最もスタンダードなYONEXのD3Oシリーズ

スノーボーダーの中でも根強い人気のD3Oプロテクターです。

D3O素材という衝撃の強さにより分子間の結合の強さが変化する衝撃吸収素材が使われています。そして網目状態になってことで衝撃を吸収、分散するという最新のプロテクターです。

量販店などで売っている薄めのスポンジが入っているプロテクターとは別次元の衝撃吸収です。

最後に。スノーラボを運営する当社もスノーボードでの怪我に由来しています


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僕の所属するモンスタークリフは、今から10年以上前の17歳のイケイケドンドンな時代に大きめのクリフ(僕の中ではモンスター級のクリフ)からジャンプして大怪我をしたことが社名の由来になっています。
全治半年で手術を何度かしました。
ちなみに僕の左腕は今でも完全に動くわけではなく腕をねじったりすることができません。

ただ、その時の勢いを忘れてはいけないと思い、「モンスター級クリフにチャレンジする精神を忘れてはいけない」という気持ちを込めて、「モンスタークリフ」という社名にしています。

最後に、
プロテクターを装備しているので安心だろうという考えや過信は非常に危険です。
今シーズンも怪我なくファンライドをしましょう!

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この記事を書いた人

生粋のスノーボーダー。
よくお勧めのブランドは?と聞かれるが、ボードはやはりB-POP、ウェアはジーンズメイト、ブーツはNAKED派。来季はMASSOへ乗り換え検討中。
世界各地をバックパッカー、NZ留学、ヨーロッパ自転車横断を経て東京理科大卒業後、金融業界でサンデーボーダーに転身、その後世界一周を経てスノーボード買取専門店のスノーボード買取モンスター(モンスタークリフ株式会社)を創業。

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