小さな村のスノーボード査定士ことモンスタークリフ(株)の佐藤(@otoshi_s)です。
関東に住んでいた僕が、3年前に豪雪地帯でもある小谷村(白馬村の隣)へ移住。
スノーボーダーとして3年間で得た除雪の大変さと面白さとは…
下記のエントリーと合わせてお読み頂ければ嬉しいです。
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関東に住んでいた頃に描いていた雪国の除雪のイメージ
生まれも育ちも千葉県で育った僕には除雪の経験が全くなかった。
雪国には、毎週のように約20年間スノーボードがしたくでスキー場に通っていた程度なので除雪に対するイメージは、大型車で「ガァー」と一発!
そして「スコップでサクッと」こんな軽いイメージしかなかった。
今考えれば、僕は除雪をナメていた…
僕はこの後、村に移住し除雪の過酷さと楽しさを知ることになる…
住んでみて分かった…雪国の降雪の凄さと人間の無力さ…
いざ、移住して住んでみると雪国の除雪の大変さを思い知ることになる。
よし!夜に雪が降ったから明日はスノーボードだぁ~!という高いテンションで早朝に玄関を開ける…
と、一晩でこの量の雪…
僕は開けたドアを静かに閉めた。車が置いてある駐車場は30M程先…
どうやら僕は、スコップ1個で移住したことが間違えだったと気付く..
僕は、玄関を開けてとにかく車の元へ走った。が走れない。
なぜなら胸まで雪があるから…
そうコレが本物の雪国での生活..
もう一度言う「どうやら僕は、スコップ1個で移住したことが間違えだった」
僕は泳ぎながら駐車場へ向かった。玄関を開けた時は暗かった空に朝日が…
僕の予定ではもうルンルンな気持ちでスキー場の駐車場に到着している時間帯だ..
僕の車を見た時に衝撃が走った。このフォルムは何だ?!
意外とカッコイイじゃないか…
ここから僕は、車を出すのに3時間かかった…
なぜならスコップ1個だからだ…
この時点で予定ではスキー場で2本滑って「最高ぅ~」と雄叫びを上げている時間帯..
そしてようやくの運転席のドアが開いた…
無事に車を救出..
この時点で予定では、スキー場で早めのランチの時間帯だ。
僕はこの時点でスコップ1個で雪国に移住したことに後悔する。
必要なのは「除雪機」だ…
もうお昼..こんな晴れた日にこのままスノーボードに行けないなんてスノーボーダーとして失格だ。
僕は、夢中で自分の車の前にキッカーを作り車の上を擦った。
とりあえずボードができて良い写真も撮影できた。
ようやく除雪機を手に入れる
除雪機について
小型/中型/大型と大きく分けて3種類。スキー場のリフトのそばでよく見る除雪機は大型のタイプ。下の写真の赤いのが大型で青いのが中型。
一晩で多い時で1M位降雪がある小谷村では中型もしくは大型の除雪機が必要。
僕は、中型の除雪機を買って使っているが除雪にはギリギリ問題ない。
村の集落ごとの管理している大型除雪機を借りることも可能なので中型機と大型機で除雪が可能になった。
中型の除雪機で新品で50万程度/大型の除雪機で新品で200万程度。
僕は中型の除雪機を手に入れ最高の生活を手にする。
ドアを開けて雪の中で泳ぐこともない。除雪機と一緒に歩くだけ..
スコップ1個では除雪できなかったことを除雪機では可能にする。
スコップでは1本道だったのに除雪機ではあっという間に幅広い道に変化。
そしてスノーボーダーとして遊び心を忘れてはいけない。
スノーボーダーとして除雪が楽しいと思える瞬間…
除雪をさっさと切り上げ大好きなスノーボードへ仲間と出発…
除雪機のある生活…「除雪機は、人を幸せにする..」
これは間違いない言葉だ…
僕が移住して除雪機を手に入れスノーボーダーとして復活した瞬間だ。
まとめ:豪雪地帯で除雪機は必要か?!
実体験からの結論「必要」
除雪機のある生活は、人を幸せにする。
雪を好きになり除雪機を楽しむ。これが雪国で楽しく住む大きなポイント。
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