先日、リフトの上からカッコよく滑走しているスキーヤーとスノーボーダーを眺めていてふと思ってしまった…
スキーとスノーボードってどっちが速いんだ?!
単純な疑問を解決するためにスノーラボが今回実験を企画した。
ではやってみよう?!スノーラボ実験企画!スキーとスノーボードって結局どっちが速いのか?!直滑降対決をしてみた
対決にあたりスノーラボ編集局ではお二人に来ていただいた。
対決の公平性を保つために「スキーヤーとスノーボーダー」の条件を揃えた
・スキー/スノーボード歴 20年以上
・2人とも30代男性である
・前日に同じワックスをかけた
・直滑降に対して根拠のない自信がある
そして対決前に2人に闘志を燃やしてもらった…
そして今回の対決の斜面はこれだ!!
天候は晴れ、ピステンがバッチリかかっている幅が広い平均斜度30度程のバーン…
リフトを降りてからフルチョッカリし最後がこの写真の斜面!
おそらくこの斜面でトップスピードになるかと思われる。
そして今回の対決アイテム!
スキーヤーA:「この板は衝撃を吸収する仕組みになっておりロッカー形状のためトーションが…..」
スノーボーダーA:「このボードは重心が少し後ろよりでフレックスが他のボードと違って…..」
トークがマニアック過ぎて分からないので割愛する。
まとめるとお二人とも今回の対決に相当な自信があるアイテムらしい。
そして準備運動…公平性を保つために準備運動の伸脚の角度も同じにしてもらった
そして今回の対決のルール説明をしよう
まずは対決前に前提として安全性を確保するために朝一番のほぼ貸し切りバーンを利用。
対決ルール
・リフトを降りた場所からリフト乗り場まで約700M直滑降をする。
・お互いの滑るラインを邪魔しないよう一直線で滑り降りる。
・iphoneのアプリをお互い利用し最高速度を計測する。
・最高速度が速かった人が勝ちとする。
スキー vs スノーボード 直滑降対決 スタート!!
お互い好スタート!低い姿勢で空気抵抗をなるべく減らそうとしている。
スタート直後の速さは互角!
ワックスがきているのかこの時点で両者スピードがグングン伸びる!!
そしてそのまま最後の急斜面へ!両者ともに早すぎる…
バーンは広すぎて2人とも点にしか見えない….
両者ともにノーブレーキでフル直滑降!
向かって左がスノーボーダー、向かって右がスキー!
遮る物は全くなく、高速で滑っている両者の雪面の摩擦音がゲレンデにこだまする….
斜面後半….スキーヤーが驚異的な伸び…
斜面中盤までは両者ともに変わらず、しかし後半スキーの驚異的な伸び!
まるでロケットランチャーを積んでいるかのような高速スピード!
完全に頭のネジが飛んでいる…
そしてスキーヤーが驚異的なスピードでスノーボーダーと80M程の差をつけてゴール!
スキーヤー…勝利を確信したのか?!
両者無事にゴール…
スキーヤーは両手を上げ勝利を確信したポーズ!
そしていよいよ最高速度計測の結果は?!
対決の結果はいかに?!いよいよお互いの最高速度の発表!
お互いiphoneの同じアプリを利用している。
スノーボーダー、スキーヤーともに時速100キロを突破!!
そして結果発表!
スノーボーダー:時速103.9キロ
スキーヤー:時速115.2キロ
スキーヤーの勝利!その差は時速11.3キロ
実験のまとめ
スノーボーダー、スキーヤーがほぼ同じ条件で直滑降するとスキーヤーの方がスノーボーダーよりも時速11.3キロ速い。という実験結果がでた。
スノーラボ編集局ではこの実験結果から何を得れたのか現在模索中である。
とにかく言えることはスキーヤーは速いということである。
スノーラボ編集局の実験は続く…
コメント
コメント一覧 (5件)
これは面白い企画ですね。異種格闘技の一種。バイクでもよく出る企画ですが、結論としては、どっちが頭のネジがぶっ飛んでるかで決まると思いますw。
コメントを頂きありがとうございます。
そうですね!ネジがぶっ飛んでいる方が勝者ですね。
雪山での「異種格闘技」という言葉が素敵です!
気になり検索かけて拝見しました。
大変面白い企画で疑問が解決しました。
コメントありがとうございます!
やはりスキーヤーには敵いませんね…
今後も面白いスノーラボ実験を検証していきたいと思います!
体重、空気抵抗を左右するウェア、要するに全く同じ条件では無いので、ここに重点を置いてもう一度やって頂きたい!
せっかく面白い企画なのだから!沙羅ちゃんは、たった2cmウェアが大きかっただけで失格、体重と空気抵抗はワックスや経験でも埋められないと思います。
だって直滑降は根性と脳みその少なさが勝負だから!