パウダー過ぎるスキー場。長野県栄村さかえ倶楽部スキー場を歴代広告とともにご紹介しよう。

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JRskiskiのキャッチコピー、五ヶ瀬ハイランドのCMなどスノーボードフリークの中では、シーズンインの時期になると必ず話題になるものがある。それを見て、今年もシーズンがやってきたとスイッチが入るものである。そんなスキー場の広告たちの中でもちょっと異彩を放つのが、さかえ倶楽部の広告だ。

さかえ倶楽部スキー場の広告がひそかな話題になっているのはご存知であろうか。豪雪地帯の長野県栄村にあり、パウダー好きには密かな人気を誇るさかえ倶楽部スキー場を歴代のポスターをともにご紹介しよう。

そもそもさかえ倶楽部スキー場ってどんな場所?

公式ウェブサイト :http://www.vill.sakae.nagano.jp/ski.htm
〒389-2702 長野県下水内郡栄村北信2903
長野道豊田飯山ICから40分、関越道石打ICから50分。

豪雪で有名な長野県栄村。野沢温泉スキー場の奥に位置するスキー場で、新潟県の関越道石打ICからも峠を越えて50分程度でアクセスが可能だ。豪雪のエリアに位置するスキー場だけあって、雪がとても多い。リフト3本、コース8本と小振りなスキー場ではあるが、平日は極力非圧雪をうたっており、比較的に人が少ないスキー場なのでパウダーライディングがやり放題。当たる日に行けばかなりのパウダーライディングが期待できるということもあり、その筋では有名なスキー場である。

また、パウダーライディングだけでもなく、通常の圧雪時もカービングに適した斜面が多くあり、きれいなグルーミングバーンが維持されるので、パウダーがなくても楽しめるスキー場でもあるぞ。毎年野沢菜を自前で作りレストランでふるまうために、野沢菜食べ放題というアットホームなスキー場だ。

そんな魅力的なさかえ倶楽部スキー場の歴代広告をならべてみよう。

2011-12「今年もたっぷり遊ぼうよ」


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2011年3月11日に起こった東日本大震災。実はその翌日にも大規模な地震が栄村を襲ったのだった。栄村を襲った地震は死者を出し、雪崩を誘発し家屋を倒壊させる被害をもたらした。そんな翌シーズンの作品がこちら。今年もたっぷり遊ぼうよ。~負けない栄村!頑張ろう日本!~「今年も」というフレーズが、復興へ向けて頑張っている栄村を見事に表現している。「笑顔でみんなを待っているよ」には全米が泣いた。

2012-13「最高!積雪だね」

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最高積雪と書くと広告コピーとしては問題があるのだろう。そんなわけで、最高!積雪という感嘆フレーズに変えるというテクニックを披露。そんなポスター作成者の努力が伝わってくる逸品。サブコピーの「思い出はずっと純白に輝いている。」は名言。ちなみにこの年のJRskiskiは「青春は純白だ」。どっちが先だとかは考えてはいけない。

2013-14「オレは現役だ。STAYGOLD」

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 さかえ倶楽部が遊びを覚えた年である。
2013-14シーズンから、おじさん登場。名前はけんちゃんと言うそう。スキー場のポスターといえば、若い女性が笑顔で雪遊びをしていたり、スキーヤーがシュプールを上げているのが定番なのだが、さかえ倶楽部はまさかのおじさんを起用。別格の存在感を残したといえる。STAYGOLD。まさに、さかえ倶楽部の気概を感じる作品。

シルバー世代の取り込みを図るとか考えちゃってたのだろうか。筆者の心は無事に取り込まれたのご安心いただきたい。「ゴールは自分で決める。」2014年はサッカーワールドカップブラジル大会があったのだが、意識していたのだろうか。

2014-15「無題」

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 キャッチフレーズはないが、サブのコピーには相当なパワーがある。「作られた道を進むなんて 俺の性には合わねぇんだよ 自分で開拓していこうぜ 日本一の豪雪パウダーロード*」

この年はけんちゃんを大フィーチャー。さらにはスキー場の広告にもかかわらず、まさかの黒いイメージで展開。けんちゃんはゴーグルを斜め掛け眼光をとがらせる。渋い。渋すぎる。個人的にはこれが一番好き。同時に平日極力非圧雪を前面に押し出すようになる。くれぐれも圧雪放棄とは言わないように。

2015-16「ハタチになりました」「わしもちゃっかり現役じゃ!」

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さかえ倶楽部も20周年ということで、成人式をイメージしたビジュアルに。栄村の成人式は夏にやるといううれしいミニ情報付き。あれ、けんちゃんいなくなっちゃったの?という、けんちゃんファンの不安を煽る。しかし、裏ではけんちゃんバージョンもちゃっかり作成じゃ!

けんちゃんは昨年よりも、ちょっとだけおどけているのが印象的。あれれ、よく見ると昨年と同じストライプシャツ?そして、前年はけんちゃんの一人称が「俺」だったのに、本年は「わし」になってる。けんちゃんよ、孫でもできたか。

このケンちゃんバージョンはさかえ倶楽部に掲示してあったのを筆者が見つけて撮影したものである。レアバージョンといえるのではないだろうか。

2016-17「粉まみれ」

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さかえ倶楽部のポスターから、ついにけんちゃんが姿を消す。去年は「現役じゃ!」と言っていたのに。なんだよ、けんちゃん。ポスターもノンタレに変更。誰の手なんだろうか。手タレを起用したのかな?でも、ちょっと爪が伸びているぞ!
実はけんちゃんの手ではないのかとひそかな期待を感じさせる一方、ちょっと路線修正をかけてきた雰囲気を感じ、寂しくもある。けんちゃんよ、STAY GOLD。

というわけで、さかえ倶楽部のポスターをご紹介したわけだが、いかがであっただろうか。マニアックな存在だけども、当たれば最高なパウダースポットと変化し、文字通り粉まみれになれるさかえ倶楽部スキー場。かなりナイスなスキー場なので、ぜひとも行ってみてはいかがであろうか。

今回の記事は、さかえ倶楽部スキー場様が画像の提供と掲載許可を快く引き受けてくださいました。ご担当者様、誠にありがとうございました。そして、ちょっとハードルを上げちゃってごめんなさい。

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ABOUTこの記事をかいた人

雪バカ田中

1982年生まれのサラリーマン。東京生まれ、東京在住。17歳の時にザウスでスノーボードデビュー。平日は社会の歯車として過ごしながら、週末は雪山で過ごす冬を送る。スノーボードの後の温泉が何よりも楽しみ。限られた時間と金銭を使って最大限にスノーボード旅行を楽しむことを探求中。スノーボードを題材にしたブログ「雪バカ日誌」やっています。