スノーボードを少し斜め上の視点から読み解こう

マイナースキー場のススメ。

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スノーボードシーズンがやってきたー!サンタクロースよりも冬将軍の活動が気になってしょうがない皆様、いかがお過ごしだろうか。

冬になると週末に東京から雪国に行くというスノーボードライフを送っている筆者である。毎週のようにスキー場へスノーボードトリップをしている筆者が体感していることは、有名スキー場以外のスキー場は実はまぁまぁ空いていて快適なこと。そこで、今回はマイナースキー場の魅力について熱く語ってみたいと思う。

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目次

早割リフト券販売から感じるスキー場の明暗。

2017-18シーズン幕開けもすぐそこに来ているわけで、今年も早割リフト券やシーズン券が販売されている。

最近は訪日外国人の集客に成功しているリゾートを中心に、リフト券の値上げがあったりと、クーポンの値引き率が渋くなってきた傾向にある。早割以外にもwebサイトの割引クーポンの値引きがなくなったり、額面の割引から食事券付パックへ切り替えているスキー場も増えてきた。そんな勝気な有名リゾートと対照的なのが、コースが少なめの運営母体も単体のマイナースキー場。こういうスキー場の割引率は以前高いままなのだ。

表現はふさわしくないだろうが、そういう目線で早割リフト券の価格一覧を見てみるとスキー場の勝ち負けが浮かび上がってくる。好調なスキー場は値上げを成功させている一方で、集客が芳しくなく値上げに踏み切れないスキー場も存在し、その明暗が色濃くなってきたという構図である。

外国人観光客を中心に集客を成功し堅調な業績を上げているスキー場がある一方で、かなしいけれど地方新聞で営業継続困難だとニュースになってしまうスキー場も存在しているのだ。

だからこそ、マイナースキー場に行ってみません?

これからマイナースキー場へ行くメリットを力説するのだが、何をもってマイナーなのかというのはここでは割愛したい。具体的なスキー場を上げるとそこで頑張っているスタッフさんたちへ申し訳ないので、固有名詞は出さない事にしよう。マイナースキー場とはスノーボード雑誌が取り上げないスキー場で、王子様グループや駐車場屋さん系列、北海道のカタカナ3文字ではないところとしてイメージ読んでいただきたい。

前項でもお伝えしたけれども、早割リフト券の販売傾向から考えると人気スキー場は値上げ傾向にあると言える。対して、集客がうまくいっていないスキー場は値上げできていない。ここ数年この対比が色濃くなってきている。

しかーし!この表現はギョーカイビジネス的な目線で考えればというだけの話。

一般ユーザーからの目線で考えれば、集客がうまくいっていないというのは、混雑していなくて快適に滑れるという事である。そして、値上げされていないという事は、値上げ相場の中で相対的におトクに滑れると考えることができるだろう。

実際にそういうスキー場に足を運んでみると、集客がうまくいっていないからと言ってつまらないスキー場であるとは限らないという感想を持つと思う。そう、つまらないからお客さんが来ないのではないのだ。単に認知度が低かったり、付近にビッグリゾートがあったりと、理由がそれぞれにあってお客が集まらないだけなのだ。

実際にそういうマイナースキー場へ行ってみると、当たる日は朝から晩までパウダー三昧の1日を過ごせたり、コース数は少ないものの地形に富んでいて同じコースを滑っていても飽きずにスノーボードを楽しめるというナイスなスキー場であることも多い。

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マイナースキー場のいいトコロ。ご紹介します!

マイナースキー場の素晴らしい面を紹介したい。マイナースキー場は、まず混雑とは無縁なのでリフト待ちはほとんどない。そして、ゲレ食も空いているのでマイペースに快適に休憩をとることができる。

人がいな過ぎてコースを独占して滑れるスキー場もあるので、気分は「こち亀の中川」にでもなったかのような感覚になるそんな贅沢を味わえるのがマイナースキー場に行く醍醐味だったりする。

確かに、ビッグゲレンデを滑り倒すのもの楽しい、しかもハズレはすくない。しかし、マイナーにはマイナーの楽しみ方がある。例えば、初心者が行けば他のお客と衝突の心配もなくのんびり練習することができる。子供を連れて行ったりすれば、安全に雪遊びをさせることもできる。規模が小さいところでは迷子にもなりにくい。

それなりに滑れる人が行っても、もちろんおもしろい。カービングが好きな人は思う存分に他人を気にせず自分のラインでロングターンを刻むこともできる。グラトリの練習もストレスなくできるし、パークがあるスキー場では順番待ちなんかせずにマイペースにアイテムに入ることができる。

この混雑という最大のストレスがないと、スノーボードとはなんて楽しい遊びなのだと感じると思うだろう。

そもそもスキー場へのユーザー評価は、スキー全盛期時代から引き継がれたスキーヤー目線の物が多いのではないだろうか。しかし、スキーにはつまらない段斜面や起伏地形でもそれなりに楽しみを見つけられるのがスノーボードの良いところ。だから、世の中のスキースキー場への口コミ評価がそのまま当スノーボーダーにあてはまるとは考えにくい。

スノーボーダーは、リフト数本で単調なコースしかないという小規模マイナースキー場でも自分次第で楽しめるフィールドへ変えることができるだ!

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今シーズンはマイナースキー場開拓のチャンス!

最初に述べたように、最近はメジャースキー場の割引率が渋い。当然、今まで使えていたクーポンやコンビニリフト券の割引率も渋くなっていくことが予測される。だからこそ、目線を変えて今まで行ったことのないスキー場へ行ってみるチャンスでもあると考えてみよう。

マイナースキー場にはゴンドラや大きなセンターハウスはないし、ボロいところが多いので不便な部分もある。トイレの便座も冷たくて悲しい思いもすることがあるだろう。だけれども、安く滑れて混雑がないというメリットはスノーボーダーにとってそれを凌駕すると思う。

日本全国には約300のスキー場があるという。そして、首都圏から1泊で旅立てるスキー場を考えるだけでも80以上は候補に挙がる。今シーズンはぜひともマイナースキー場開拓をしてみてはいかがだろうか。

そして、もしマイナースキー場がよかったらその感想をぜひともSNSに上げて、集客に悩むマイナースキー場を助けてあげてほしい。そして、それが小さな地域貢献につながり、スノーボーダーができる小さなイイコトだったりすると思っている。

以上、町営とか村営といった響きが大好きな雪バカ田中でした。

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この記事を書いた人

1982年生まれのサラリーマン。東京生まれ、東京在住。17歳の時にザウスでスノーボードデビュー。平日は社会の歯車として過ごしながら、週末は雪山で過ごす冬を送る。スノーボードの後の温泉が何よりも楽しみ。限られた時間と金銭を使って最大限にスノーボード旅行を楽しむことを探求中。スノーボードを題材にしたブログ「雪バカ日誌」やっています。

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