スノーボードは、ブーツ以外は全て中古スノーボード用品で固めているSNOW-LAB編集局ライターのモンクリさんです。
この度、中古スノーボードをヤフオクと楽天で横断的に探せるサービスをリリースいたしましたので手前味噌ながら紹介となります。
スノーボード用品って高すぎるYO!
今時のスノーボードを、上から下まで普通に揃えるとスノーボード用品一式でサラリーマンの月給の金額が軽くすっ飛びます。極上アイテムを求めるものならば、ボーナスもすっ飛んでいってしまいます。
そう、それがスノーボードです。
同じ横乗りでもスケートボードならとりあえずスケートボードがあればOKなんです。サーフィンであれば、夏で言えば最悪ウェットスーツ不要でサーフボードだけあれば良いんです。
でも、スノーボード!おまえは違う!
スノーボードメーカーの努力は知っています
スノーボードの開発には恐ろしいほどの労力や試行錯誤、プロモーションがかかっていることは知っています。
メーカーさんの涙ぐまし努力も知っています。
それを売るスノーボードショップの方々の努力も知っています。
そして、コアなスノーボーダーの割合がかなり低いという事実も知っています。
だけど、スノーボードは冬しかできないのに、スノーボードやブーツ、ウェアやグローブなど全てを購入しないと始めることのできない非常にスタートのハードルが高いスポーツであるのは事実です。
さらに言えば、スーパーど素人から見ればスノーボードなんて「ただの150cm程度の板」なのです。ただの板きれがホームセンターで1,000円で売っていて、ショップに行くと8万円で売っているのは、ピュアな人間でも疑心暗鬼になってしまうのです。
これから始める、そしてこれからのスノーボードシーンを背負っていく若い世代、彼らには、少々スノーボードというのは上級国民のスポーツになってしまっていないだろうか?
自分自身が非常に貧乏だったとして、例えばオリンピックをみて感化されて、スノーボードをやりたい!ってなってもそう簡単にできるスポーツではないのです。
もちろんレンタルという選択肢はありますが、レンタル費用も回数を重ねればバカになりません。
そう、そこが今回のサービスの原点なのです。
スノーボードを始める敷居が低ければもっとスノーボード人口は増えると思う
非常に話題を集めた、19歳ならリフト券が無料になるキャンペーン「雪マジ!19~SNOW MAGIC~」のマーケティング結果をみるに、スノーボード人口の増加は、スノーボードをはじめることの敷居を下げたことが大きな理由の一つであることは明らかです。
つまり、ギアやリフト券を含め、スノーボードをするコストをいかに下げるかがポイントだと言うことです。(当たり前と言えば当たり前ですが)
雪マジ19はリクルートが推進したプロジェクトです。
参考: 【連載・視点】19歳はリフト代タダ!業界を動かしたビジネスモデル
当初は非常に苦労したというエピソードもあり、雪マジ19のようなプロジェクトは、
リクルートではなく本来はスノーボード業界の会社、団体がやるべきでしょ、なんで全く関係ないリクルートにやってもらっているんだバカタレ!
と私の知人は言っていました。(私は一切言っていません。)
大事なのは、スノーボードをこれから始める人を増やすこと。
スノーボードを初めてやってみて、またやりたいと思う人、もういいや、と思う人。それは人それぞれだと思います。
まずはスノーボードをやってみること、実際にやってみてイメージと違うこともあるかと思います。
でもまずはスノーボードをやってみて楽しむことが重要だと思います。
そこから、徐々に、もう一度行こう、もっと行こう、もっともっと行こうというステージに上がるのだと思います。
その後、社会人になってスノーボードから離れてずっとやっていなかったとしても、また40歳くらいになって一度仕事も家庭も落ち着き、もう一度やってみるか!という気持ちになるかも知れません。
もしくは、子供がやりたい!と言ってくるかも知れません。一度でもスノーボードで楽しんだ経験があれば、それは歳をとったとしても、もう一度やってみたいという気持ちになるかと思います。
それが結果的にスノーボード人口を押し上げて行き、ウインタースポーツ業界を底上げすることに繋がるのかと思います。
最後に。中古スノーボードを探せるサービス USED-SNOW
USED-SNOW/ユーズドスノーでは、楽天市場とヤフオクから横断的に中古スノーボード用品を探せるサービスです。
まだベータ版ですのでこれからブラッシュアップをする予定です。
新品のスノーボードは探せません!
そう、今回のコンセプトは、「いかに初期コストを少なくしてスノーボードを始められるか」なのです。
だから新品ボードは探すことができません。
自分の理想としては、
はじめはレンタル用品からスタートして、スノーボードの楽しさ目覚め、中古スノーボードなどから自分のギアを持ちステップアップをしてスノーボードの深さに気づく、最終的にプロショップなどから本当に自分にあった最高のギアと出会い、スノーライフを究極に楽しむ。そう、それが自分の理想とする形です。
スノーボードは歳を重ねても楽しむことができるスポーツです。
いきなり何十万もするギアを揃える必要はなく、焦らずに自分のレベルやライフステージにあわせてギアも揃えて行けば良いと思います。
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