皆さんザウスを知っていますか!?
SSAWSは、千葉県船橋市の現在のIKEA船橋の跡地にあった、当時世界最大だった室内ゲレンデとなります。
ゲレンデとしては約480m、高低差100mで世界最大、室内ゲレンデで有名なSNOVAや狭山スキー場などと比べても比較にならないほど大きな室内ゲレンデでした。
ちなみにSSAWSとは、「”Spring Summer Autumn Winter in Snow”」の頭文字から名付けられています。要は、1年中スキーやスノーボードができる施設だったのです。
(参考 1995年 SSAWS TV CMより抜粋)
僕たち30歳オーバーの世代では誰もが滑りに行ったオフトレーニング施設だったのです。
当時から10年以上経ち、建築技術やテクノロジーは発達していますがあれだけすごいオフトレ施設は世界でもザウスが最初で最後だったのではと思います。
YoutubeなどではSSAWSの当時の映像がたくさんあります。どれも懐かしいです。
ちなみに下記は上級コースですね。
ザウスあるある。
30才オーバーのスノーボーダーならオフトレは絶対ザウスだったという説
僕が初めてザウスに行ったのは中学生の頃です。
当時スノーボード全盛期だったころです。
自宅が船橋だったので、自転車や電車でスノーボードを片手でもって暇さえあればザウスへ向かっていました。
きれいなロッカーも完備されていて、滑ったあとで休み休憩スペースも広くて最高でした。
そこで、わかる人にしかわからないザウスあるあるを紹介したいと思います。
スキー時間とスノーボード時間が分かれているという仕組み
そう、なぜかスキーとスノーボードの営業時間が分かれていたんです。
おそらく、ゲレンデがそれほど大きくないため、スキーとスノーボードの衝突や事故を回避するためだったかと思います。
曜日によって時間帯が異なり、スキー時間のあとはいつもかなり大きめのコブができていた記憶があります。
ちなみに上記の写真は、当時のザウスのチケットです。後にプラスチックのコインサイズのICチップ型に変わりました。
これをまだ持っているのはたぶん僕のようなマニアくらいかと思います。
上級コースの最後からフラットになる部分でエアーを決める
ザウスのコアユーザーなら絶対やるんです。
上級コースの左側斜面を滑っていると、一度フラットになり、その後やや緩やかな斜面になり初級コースにつながっていきます。
上級コースからスピードをつけて、フラットを耐えてからのエアーです。
当時は、この斜面でバックサイド180を決めながら降りるのがイケイケだったんです。
(ちなみにパトロールに怒られます。)
営業時間の最後は、頂上でずっと待機。 最後数人になったところでラストランを決める
基本的にザウスは非常に混んでいるんです。
そのため、ターンをするにもかなり気を使います。
唯一思いっきり滑れるのが、ラストの1本です。
営業時間の終了が近づくとリフトが止まります。徐々に頂上に残っている人も少なくなると、最終的に暗黙了解で1人づつ滑っていくスタイルとなります。
大きなゲレンデを独り占めできる快感。かなり最高なんです。
地方の方は、ザウスからのディズニーランドというコラボが定番
SSAWSがあったのは千葉県船橋市、現在のイケアの跡地です。
湾岸線の目の前で、そのまま車で30分ほど直進するとディズニーランドへぶつかります。
そう、ザウスからディズニーランドという最強ルーティーンが当時人気だったんです。
ザウスは2002年にクローズ
残念ながらザウスは2002年にクローズとなりました。今や室内で最も大きなゲレンデはドバイのSki Dubaiとなっています。
最新の室内ゲレンデ事情は下記エントリーをどうぞ!
写真参照 skidubai
ちなみにその後、ザウスと対照的だったのがワイルドブルー横浜。
ワイルドブルー横浜も残念ながら2001年にクローズとなりました。
スノーボードのオフトレ施設が注目されている中でいつかまた再開してもらいたいですね。
以上ザウスあるあるでした。
最新の室内ゲレンデ事情は下記エントリーをどうぞ!
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] あわせて読みたい オールドスノーボーダーしか知らないザウスあるある。今はなき、SSAWS(ザウス)という室内施設の思い出。 皆さんザウスを知っていますか!? SSAWSは、千葉県 […]