スノーボードが日本に上陸して早30年、スノーボードギアの進化は以前と比べて比較にならないほど進化を遂げてきている。
とはいえ、スノーボードが登場してきた時代は日本でいえば、例えばパソコンであればまだMS-DOS(真っ黒い画面のやつ)が主流だし、Windowsでいえば社会現象にもなったWindows95すら発売されていない時代だ。まして携帯電話もまだ全く普及していない時代だった。
車やパソコンや携帯、全てのアイテムは、この30年間で想像もつかないような劇的な進化を遂げている。
では、スノーボードはどうだろう。
おそらく、スノーボードの進化はこの先10年で大きく変わるだろう。
これからは、3Dプリンタでなんでもできる時代、アイデアが爆速で形になる時代がやってくる。
つまりスノーボードをはじめとしたギアの進化は、これから先10年で劇的に進化を遂げるのではないかと思う。
サーフィンはすでに電動化、新しいスポーツが生まれようとしている
上記の映像は、アメリカですでにプレオーダーが始まっているジェットサーフィンだ。
値段はまだまだ高価だが、川でサーフィンをするという斬新さ!
そう、サーフボードはすでに電動化がはじまっており、なにやら新しい遊びが登場しているのだ。
スケートボードは、すでに宙に浮く、ホバーボードを製品化へ
最近ではヨタ自動車の高級ブランド「Lexus(レクサス)」もホバーボードを開発したことで知名度が上がったが、上記のhendoはそれより前に開発され注目を集めたホバーボード。仕組みは強力な磁界を発生させて浮かせるという原理。
専用のリモコンを使うことで手を触れずに運転することも可能とのこと。
自作ロケットをスノーボードに搭載する猛者が現れる
これの動画は合成ではない。
このオヤジさんは、G40ライトニングモーターというロケットモーターをスノーボードのテールに2つとりつけ、ゼロスピードからの爆速加速に成功している。
フランスの学生グループがスクリューで進む電動スノーボードを開発
これは数年前のニュースであるが、フランスの学生チームにより、スクリューで進む電動スノーボードの開発が進められている。
下記は実際のテストの様子。
Propul~surfと呼ばれ、スクリューがぐるぐる回転することで、ボードを前に進める原理だ。
ちなみにスピードはかなり遅い。
だがポータルブルになっており、他のスノーボードにも取り付けが可能だ。
3Dプリンターでスノーボードが既に製作されている
とにかく新しいコンセプトのスノーボードをドンドン開発しているスノーボードメーカーの「signal」が3Dプリント会社とタッグを組んで3Dプリンターを使ったスノーボードを開発している。
一般発売はないが、見た限りかなり完成度が高いといえる。
以上、未来を感じさせる動画5点でした。
なんらかの形で電動スノーボードが登場すれば、スノーボードは「山頂から滑走」ではなく、「麓から山頂に向かって滑る」という、今とは全く違うライディングができるようになるのかも知れない。
そして近い将来は、ショップでスノーボードを買う時代は終わり、スマホ一つで設計図を購入、自宅の3Dプリンターでスノーボードを製作できるという未来がきてほしい
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