スノーボードを少し斜め上の視点から読み解こう

iPhone新OS(iOS12.0)の新機能にサイズが測れるAR計測が登場。ボードサイズ、足サイズの計測をしてみた。なお、キッカーサイズの測定は不可!

AR計測でスノーボード測定

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先日、アップルがiPhoneの最新OSであるiOS 12の配信を開始しました。

今回その中でも新たに追加された新機能であるARアプリ「計測」がスノーボーダーにとって意外と重宝しそうな機能なため紹介したい。

ARアプリ「計測」を使うことで、
スノーボーダーにとっては、

  • スノーボードの長さ
  • 足の正確なサイズ
  • ウェアの着丈・身幅

など、いろいろな場面で使用が可能となっている、

これからはサイズを測るのにメジャーは不要。今回のアップデートによりiPhone1台で事が済む。素晴らしい!!

iphoneのOSをアップデート

iphoneSE

僕の場合、iPhone7を使っていたものの、今回iphoneXsなどが発売されたタイミングで、iPhone7からiPhone SEへ大幅スペックダウンを行っている。

スノーボードで滑る際にも持ち物を極限まで少ないしたいという理由もあり、iPhoneSEの販売が終わってしまう前になんとか入手した。

SOFTBANKのお姉さんに何度も「本当に大丈夫ですか?」と心配されたが、そこは揺るがなかった。
何故SEかというと、やはり大きさの問題。僕はSEのコンパクトでスマートな感じが大好きだからである。

そして約2年半以上前に発売されたSEでも今回のOSアップデートは何の支障も無く行う事が出来た。

なお、現在最新機種のiPhone XsやiPhone Xs MAXを使用している方は最初から最新のOSになっているので問題無い。

計測アプリの使用方法~正確に測るには?

AR測定アプリ

iOSのアップデートを行うと便利ツールフォルダの中に計測APPが入っている。

これを開くと、下記写真の様になる。

スノーボードの測定

この状態から少しすると、中央に丸い点が出て来て計測開始をする事が出来る。

スノーボードの測定AR

この時に注意して頂きたいのは測る物に対してiPhoneを平行に持つという事。
後は個人的感覚で測る物から約30cm程離れて計測するという事。

逆に上記2点を意識せずに計測すると同じ物を測っても全く違う長さになる事があるので注意である!

これは正確には分からないが、恐らくカメラ端末ARの正確さに問題があると思う。

これは今後のOSアップデートで改善される可能性が高いのではないかと僕個人としては思っている。

計測アプリで実際に測ってみる

実際に計測してみてその正確さを実感してもらいたい。
まず最初に142cmのスノーボードを測ってみることとする。

スノーボードの測定AR

白い中央の点を計測したい始点から終点へずらしていく。

6

先程の2点の注意点を意識して計測した結果。
142cmぴったりとなった。

AR計測

iPhoneを上から下に動かしただけ。素晴らしい。

次に身長も測ってみよう!

AR計測で身長を測る

スノーボードと同じ要領で測ってみる。
ちなみに僕の身長は173cmである。

誤差約1cm。ややニアミス。

目次

足のサイズを測る

僕の足のサイズは27cmで普段から履いている靴やブーツのサイズは27.5cmを履いている。

AR測定で足サイズ

足のサイズも非常に正確。

なお、スノーボードのブーツを選択する時に、盲目的にWIDEタイプやアジアンフィットタイプを選択する人が多い。
一説には、日本人の体型も世代とともに変わってきており、足のサイズも幅の狭い人が増えているともいわれているようです。

AR計測でワイズの測定

なお、足の幅(ワイズ)の計測は本来、幅と甲の高さも含めるため、本来のJIS規格で決められた計測は計測アプリでは不可となりますが、
一応、単純な横幅だけならばAR測定で計測が可能なため、他のライダーと比較することで本当にワイドタイプが必要か否かを確かめることは可能です。

測れない物は存在するのか

AR測定で計測不可なもの

ここまでほぼ正確に測定する事が出来た測定アプリ
そんな中で測れない物は果たしてどんな物なのか?

それは自分が測定する物の近くにいないと測れない物

例えば、写真の様に上にある建物冊子や屋根は測定不可となる。

iPhoneを上に向けて仮に測定が出来たとしても恐らく全くデタラメな数字が出てくる可能性が高い。

なので、スキー場のキッカーのテーブルの長さを遠目から計測することは不可となる。

逆に近くに寄れるものなどは計測が可能。
例えば、ボックスの横に立って長さを計測したりすることは可能かと思います。

また、キッカーのテーブルに立っている状態であれば、おそらく計測が可能かと思うので、ディガーなどをやっている方にはキッカーの実測を測る上では重宝しそうな感じです。

他には、グローブを選ぶ際の手の長さ等もアプリを起動して秒で測れます

最近ではZOZOスーツを使って自分の体型をセンチ単位で把握している人も多いかと思います。

ZOZOスーツでカバーできない細かいサイズやスノーボードで使うギアなどを計測することで、ネットが購入することが標準となっている現在ではかなり重宝するアプリであることは間違いないことは確かです。

空間や物として認識されない物は測定する事が出来ない仕様となっており、スキー場内で測れるもの、測れないものは別途検証したいと思います。

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この記事を書いた人

生粋のスノーボーダー。
よくお勧めのブランドは?と聞かれるが、ボードはやはりB-POP、ウェアはジーンズメイト、ブーツはNAKED派。来季はMASSOへ乗り換え検討中。
世界各地をバックパッカー、NZ留学、ヨーロッパ自転車横断を経て東京理科大卒業後、金融業界でサンデーボーダーに転身、その後世界一周を経てスノーボード買取専門店のスノーボード買取モンスター(モンスタークリフ株式会社)を創業。

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